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大谷さん100歳の軌跡
2013-08-18
りゅうじん訪問看護ステーションからご報告
りゅうじん訪問看護ステーションには、平成22年10月16日で100歳のお誕生日を
お迎えに成られた大谷充太郎様がサービスを受けておられます。
内閣総理大臣からのお祝い状と、ご自宅での100歳記念パーティの模様を、
大谷充太郎様ご了解のもと、談話と共にホームページに掲載させて頂きました。
これからも毎年、お誕生日会が開けるようにスタッフ一同、訪問看護に精進致します。
大谷充太郎様談話
よう100歳になったなぁ。いろんなことがあった。
若い時は男前で、戦争にも行って、
シベリアでひどい目にあったけど、
若い時は体力があったから良かったなぁ。その時に戻りたい。
今は若い看護師さんに風呂に入れてもらえるし、
ヘルパーさんもよう手伝ってくれる。
”あめ”も”まんじゅう”も”さとう湯”もなんでもおいしい。
幸せや。
家には神棚があってな。たくさんの神様にお水をお供えして
手を合わせて感謝しているんや。
それも長生きの秘訣やと思う。
昔、お寺に修行にいっとったんや。
その時は自分には合わんと思っておったが、
今ではそれも良かった。
毎日、テレビが面白くて大好きや。
時代劇に政治番組、経済番組、ようできとる。
おもしろくてたいくつせん。
娘には本当によう世話になっとる。
うるさいと思うこともあるけど、
そうゆう時はきかんようにしてる。
自分のペースであることが長生きの秘訣やな。
わしも時々しんどい時があるけど、弱音は娘には言えん。
あんたが聞いてくれて助かるわ。
わしがいなくなっても娘の事は心配しとらん。
娘は器量があるから大丈夫や。