訪問看護について、よく寄せられるご質問を、Q&A方式でまとめました。

Q.1 訪問看護とは?

看護師(NS)・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)がご家庭に訪問し、病気や障害を持ち在宅医療・在宅看護を必要とされる方にたいして、住みなれた地域や気心のしれたご家族のなかで、その人らしく療養生活が送れるように利用者様やご家族を、医師とともに支援するサービスです。

Q.2 訪問看護は具体的にどのような症状の方が受けられますか?

毎日の生活や健康面で困ったなと思っていることがあったり、今より良くなりたいと思う方であれば、どなたでも利用していただけます。お子様からお年寄りまで、病気のあるなし関わらず、どなたでも対応させていただきます。

Q.3 どの保険を使うんですか? 介護保険? 医療保険?

介護保険も医療保険も使うことができます。
どの保険を使うかはその方によって違いますので、お気軽にお問い合わせください。

訪問看護費(料金)について

Q.4 買い物や、部屋の掃除とかやっていただけるんですか?

基本的にそのようなサービスは行っておりません。
介護保険を利用して、訪問介護のヘルパーさんに依頼されるのが良いかと思われます。詳しくは、市役所やケアマネージャーさんにお問い合わせください。必要であれば、ケアマネージャーやヘルパー事業所を紹介させていただくことも可能です。

Q.5 訪問看護を受けるには、家族の同居が必要なんでしょうか?

必要ではありません。
独居の方も多数利用されています。定期的に私どもが訪問し、体調管理や健康相談などさせていただきますので、ご家族が遠方にお住まいの方で独居に不安が出てきた場合でもご安心ください。

Q.6 訪問看護はどんな人が来てくれるんですか?

大きな病院で経験を積んだ看護師(NS)・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)が在籍しております。

Q.7 訪問看護は何歳から受けられるんですか?

生まれたばかりの0歳の赤ちゃんから受けていただくことができます。
在宅で安楽に過ごしていただくために、病院とも連携した看護を行います。

Q.8 週に何回、訪問看護に来てくれるんですか?

医師の指示や特定の疾患があれば、毎日でも訪問することができます。
ご希望に沿うように訪問回数を決めさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

Q.9 自宅でもリハビリテーションが出来るんですか?

できます。
椅子や身近な道具を使って、筋力増強訓練を行ったり、室内や廊下などでの歩行訓練を行ったり、また体調が良い場合は、一緒に外出して近所を散歩していただくことも可能です。
一般的にリハビリといえば、“鍛える”ことを目的に行われておりますが、りゅうじん訪問看護ステーションでは、これらに加え、アロマテラピー・音楽セラピー・温熱療法・リンパマッサージ・オイルマッサージを取り入れ、利用者様の状態に合わせて組み合わせることで“癒される”や“リフレッシュ出来る”お手伝いが同時に出来れはと考えております。これにより、浮腫や疼痛の緩和、ターミナルケア、自律神経の安定や、寝たきりでの拘縮の予防と緩和等の効果が期待できます。
まずはお試しでマッサージを受けていただくことも出来ますので、お気軽にご相談ください。

Q.10 感情の起伏が激しく、なんとかリラックスさせたいんですが…

りゅうじん訪問看護ステーションでは、アロマオイルを使用したリンパマッサージや音楽療法なども取り入れ、利用者様に精神面でリラックスしていただけるようなサービスを提供しております。マッサージをしたり、軽いリハビリ運動の中に、自律神経を整える技巧を組み入れたケアを行います。またベテランの看護師(NS)・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)がお話しを傾聴し、心のケアもお手伝いさせていただきます。

Q.11 主治医が自宅より遠方で、緊急時不安です…

日ごろ訪問させていただく中で、緊急時の対応をご指導させていただきます。

Q.12 訪問看護に来られるとき、車でくるんですか? 周りに駐車場がありません

基本は車で訪問させていただきますが、バイクや自転車で行く場合もあります。
お伺いして、ご相談させてください。

Q.13 医療機器が突然動かなくなってしまいました…

私どもが医療機器のメーカーさんに、あらかじめ説明を受けておきます。
何かあった場合は、そのメーカーに問い合わせ対応してもらいます。

Q.14 病状にあわせた医療機器はどこでそろえるんですか?

基本は医師が窓口になります。
伝えにくい場合は、私どもにご相談いただき、医師に連絡することもできます。

Q.15 通院したいのですが、病院まで送ってもらえませんか?

基本的には訪問看護での通院介助は出来ません。
ケアマネージャーや、送迎の事業所をご紹介させていただきます。

Q.16 今の薬にかえてから、体調がすぐれないのですが…

薬を処方した医師にそのことを伝えるのが大切ですが、薬の内容等を見せていただき、相談にのることは訪問看護でも可能です。利点や欠点、なんのために飲んでいるのか、いつから飲んでいるのか・・そのお薬が本当にあなたに合っているかを一緒に考えます。工夫が必要だったり、疑問が生じた場合には、先生に相談するお手伝いもさせていただきます。

Q.17 訪問看護と訪問介護はどう違うの?

訪問介護は、掃除洗濯等の生活介護から軽度の方の入浴介助や清拭、おむつ交換をします。
訪問看護は、入浴介助や清拭、おむつ交換をはじめ、一般状態の観察から、病状に合わせたケアを致します。
違いは資格。介護士(ヘルパー)か看護師(ナース)かの違いです。

Q.18 訪問看護を中止したいのですが…

急変時の入院であったり、死亡については、自動的に中止になります。
その他の中止を希望される方は、ご連絡ください。ヘルパーさんやケアマネさん、ご家族の意見も聞いて、あなたにとって必要なサービスを組み立てていただければと思います。

Q.19 主治医の往診は受けられますか?

受けられます。
ご自分で先生にご連絡していただいてもよいですし、訪問看護からご紹介することも可能です。

Q.20 主治医と意見交換をしたいのですが…

訪問看護が主治医と話しやすいように相談にのります。
3者で受診時にお話をすることもできますが、非常に稀です。