妻を亡くして、助けを求められず、
家族、医者、ケアマネ誰の意見も頑固に拒否していたが、
リンパマッサージが心までほぐしてくれた

M.Tさん 男性 91歳
(要介護2 /骨粗鬆症、腰椎圧迫骨折)

M.Tさんは、88歳まで一人暮らしだったが、骨折を機に長男さんの家族と同居。

介護拒否おじいさんのチラシをケアマネさんに渡し、利用者を募集していることを伝えると、「まさしくピッタリの人がいる」と勧めてくださり、お試し訪問となった。

お試しは、「リバビリは結構やから、帰ってくれていいから」と言われるので、「マッサージだけしませんか」と勧める。

リンパマッサージで、身体が軽くなったのか、「また、来てくれるんか?」と言ってくれる。

これまで医者にはかからず、サプリメントを飲むなど、自己治療しかされていなかった。これは想像だが、医療に対する不信感もあったのかも知れない。

お試しのりゅうじんマッサージを受けることで、訪問看護をしてもらいたいと思ってくださったようで、毎月近くの診療所に訪問看護指示書のために通ってくださっている。

今まで医療を拒否されていたが、タイミングやご家族の協力もあり、車椅子外出の機会になっている。

訪問当初は、運動後の脈拍の上がりやspo2のやや低下も認め、末梢においては、チアノーゼなども認めた。
また、理学療法士、看護師が週一回ずつ訪問していたが、医療やリハビリについては、2、3週間は観察のみにし、リンパを流す、リラクゼーションをするを続けると、医療やリハビリも受け入れられるようになられた。

デイサービスで入浴ができるようにもなり、今では、「ありがとう」と手を合わせてくれる。耳は遠いが癒される、かわいいおじいちゃん。

これからも、少しずつ機能回復と、健康維持のため訪問看護を続けてもらいたい。