看護の聞く力!人間力
今更ながら、看護師の人間レベルの高さを感じます。認知症の方の対応や、病気の人のヒステリックな方の対応、脳障害の方なんかは、ある意味できる事とできない事の境がご本人でもわからないので、大変難しいものです。
ここにはヒヤリング能力が必要となります。りゅうじんではオープンクエッションとクローズドクエッションを使い、認知度を確認してほしいとスタッフ指導をしています。どのくらい理解をしていて、どれに援助がいるのか、繰り返し確認していく事で、変化や改善を促せたりします。
理学療法士や作業療法士にもこの技術は要ります。理学療法士は装具や福祉用具を勧めれば、仕事をしているように感じる人もありますが、山登りの杖のような事が起きる事の想定がいります。
要らないものを自分の仕事の為に勧めるような事をすると、利用者さまの利益を損ない、嫌われる原因になります。
それも聞く力、看護の力を使い慎重に対応いただきたいです。自分が目の前で良いと思っても、利用者の方の家族の性質により、良いとは限りません。