安保徹先生のその後①

自律神経と免疫力の法則については、100冊の本をだされる事で、わたし達に伝授されています。

今日は、先生のご葬儀の衝撃をお伝えします。

わたしはみんなの噂を信じて、暗殺なんだと思うと、涙が止まりませんでした。
ねたみや恨みに、エネルギー(お金)が混ざると、暗殺!とかになるのだろうか?
そこには人の道理は通じない、なんて酷い!と思っていました。

泣きながら、おかんに駆け寄り、また奥様がおられたので、奥様にすがりました。

「先生が暗殺されたって、本当ですか」

と必死の形相の私をみて、奥様はフッと笑いました。
私にしてみれば、目が点でしたが、

「大動脈解離で」
「講演会から帰って、夜寝てから朝起きてこなかったんです」

と言われました。

もう、良かった、良かった、しか、言葉がでませんでした。
先生が亡くなった事が良かったととられたら、まずい!っと思い、黙りました。
娘さんとも、ひとしきり泣いた後、待合室で、コーヒーを頂いていました。

すると、後ろからなまりのあの声が聞こえてきます。
やっぱり先生は亡くなってなかったんだ!って振り返ると、先生より小柄なおじいさんが立っていました。

そのそっくりな声と話方の人は、実のお兄さんでした。

「私達が生まれて育ったのは、演歌があるだろ、あの竜飛岬(たっぴみさき)なんだ、石碑ができてね。ボタンを押すと歌が流れて」

と、先生のように、ユーモアたっぷりに話してくれました。