30代までにやっておくべきこと①
「少年老いやすく、学なりがたし」
北海道に銅像のあるクラーク博士の言葉ですが、病気や健康寿命についても同じです。
どう生きていけば、健康にすごせるのか、人生を満喫できるのかは、30代までででき上がります。
身体の構造にも関係がありますが、生活も性格も30代からは改めにくくなってきます。
それはなぜか?
考えてみると、人は長年続けていることに安らぎを覚えるし、変化には慣れるまでストレスを感じることが平均的だからです。
旅行に行けばわかります。
新しいものを見て、やったことのないことをやる。
とてもリフレッシュしますが、帰ってお茶漬けを食べながら「やっぱり家がいいね」って言ってます。
長い時間を過ごしていると、安らぎが出てきます。
私は訪問看護を全国に広げるため、住まいを転々としました。
24時間対応をやっていたからです。
出した事務所にしばらく住んで、みんなが使いやすい事務所を目指しました。
これが、私自身にとって落ち着かないストレスの元だと気がついたのは、何年もあとでした。
私は30代でまでにあらゆることをやっていたので、40代でもなんとか乗り切りましたが、準備していない人、やるべきことをその時やらなかった人は、歳を重ねた今、したくてもできない人が大多数です。
「若い時の苦労は買ってでもしろ」というように、若い時(免疫力が高い時代)は、外から見て苦労でも、自分の中では苦労じゃない、挑戦に転化できます。
それだけ、若さはエネルギーを持っています。