10周年を迎えて③
去年、一番の協力者で、ファンだった会長を亡くしました。
人は一人では何もできなくて、生きていることすら難しいものです。
会長は私達の事を常に第1に考えてくださり、世の為、人の為に生きておられました。
一人の人が持っている、力の上限はあるような、無いような、なんせ、協力を得られれば、強い味方で、敵にしたくない力強さがあります。
器量が大きいし、人を見る目と、洞察力が素晴らしかったです。
近くにいると、頼っていれば、上手く進んで安心でした。
今考えると、自分の甘えやワガママを許してくれていたことに気がつきます。
反面、こだわり、意に沿わない事がおこると、憤懣をぶちまける、ような面もありました。
そして、性格が似ているのか、わたしには良く分かりました。
人は良い部分だけでなく、悪い部分が魅力的だったりします。
仕方ない自分と付き合いながら、調整します。
今、思うのは、会長の人生は本当に素晴らしいものだった。
最期は、医療や介護の勉強、家族関係の勉強もされ大変だったけど、精一杯生を全うされたなと思います。
私は会長の療養をみながら、日本の医療の実態についての大きな問題点を再認識しました。