病気は治らなくても良しとする②
心臓病についで、大変なのは、脳の病気でしょう。脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、ある意味心臓病よりも大変な時もあります。麻痺、しびれ嚥下障害、言語障害などの後遺症、障害が残ることが多いからです。
脳は摩訶不思議な器官で、目や鼻や耳をはじめ、全身の器官に神経で繋がっています。神経は筋のように複雑に繋がっています。外傷などで、神経が切れた時、うまくつながればまた神経が通うようになります。
摩訶不思議なのではっきりしませんが、脳の血流が途切れても、手や足を機能訓練し、トレーニングすれば、血流も再開できるようになります。
脳梗塞の現在の治療法としては、抗凝固剤を点滴し、落ち着けは内服し、もう一度、脳梗塞を起こさないよう、安静にしていく、血圧が高い人は降圧剤を投与され、血圧を下げる事で血管が与えられる、圧力を弱め危険性を下げています。
早期発見、早期治療が一番とされています。
私の経験からは、血圧を下げても、安静にしても、点滴や内服治療をしても、脳梗塞の種のある場合は、その脳梗塞を回避するのは難しいと思っています。
脳梗塞や脳出血をおこす。それは起こしやすい生活、性格、遺伝だった。という事実を見て来ました。
脳梗塞や脳出血を起こした方に聞くとよくわかります。