炎のストッパー津田恒美物語
7月17日、高円寺にはじめて降り立ち、舞台を観に行きました。
広島東洋カープの津田投手の全盛期から、亡くなるまでの、癌とはどのようにでき、どのように亡くなっていくか?の見本のような舞台でした。
笑いあり、涙あり、会場からのすすり泣きがずっと続きました。なのに、とてもすっきりとした、爽やかな舞台でした。
奥様の治療にかける意思、現代医療では余命が決まっているなら、放射線や抗がん剤は使わない、食事療法に徹する。徹底的な自然療法を行ったんでしょう。でも頑張りすぎた為に、ずっと続けられなかったんでしょう。(これは私の想像です)
末期癌が一旦は回復しました。コレが奇跡なんですが、私からみれば当然の結果で、ポイントでもう少しだけ、もう少しだけ、方法がかわれば、頑張りすぎなければ、癌に勝てたのだろうと感じました。
そう思えば思うほどに、難しさを感じ、奥ぶかさを感じます。
病気はその人のもので、その人の一部です。癌には勝つのではなく、自分の身体や臓器を優しく愛してあげることです。
癌になっている方は、必要以上に頑張りすぎた結果、癌になります。ですから、人が良すぎても、悪すぎても癌になります。
この生き方を根本から変える事ができれば、癌は完治しなくとも、悪さをしなくなります。
皆様には癌と共に生きる事をいつもおススメしています。苦悩や落胆をしない、今の自分に感謝し、満足する。もちろんすぐにできません。その方法を自分のものとし、努力していきます。
もし、癌が小さくなれば、やり方は合っています。大きくなれば、やり方は間違っています。単純です。しかし、ダイエットと同じで、結果はなかなか出ません。忘れた頃に効いてくる。それくらいが成功なんです。
頑張り過ぎない、続けていける自分自身のやり方を、結果を見ながら、諦めず続けて行きます。