時代を担う訪問看護③
皆保険ができるまでは、医療にかかる人がそれほど多くありませんでした。
医療費が高く、払えなかったからです。
保険制度のおかげで、お金の事をそれほど心配しなくても、治療を受けれるようになりました。
しかし、要らない医療を受ける人も増えました。
私が10代の時は、漫談で「あの人病気で寝込んでるから、今日は休みらしいよ」と病院の待合室で、おじいちゃん、おばあちゃんが話す様子を揶揄している、話も流行っていました。
政権をとった党が政策で、65歳以上のお年寄りの自己負担をなくした、事がきっかけでした。
痛み止めや湿布、安定剤など、多量にもらって帰るお年寄りを見て、本当にこれで良いのか?と疑問をもちました。