人が死んでいくという事④
私の父も、7年ほど寝たきりでした。きっかけは、骨折による入院でした。その後、脳梗塞を10回程度起こしています。
最後は私が無呼吸を見つけ、蘇生し、救急搬送した先で、誰に看取られることなく、一人で逝きました。
家族仲も最悪で、葬儀の時も争ったことを覚えています。
私は医療にすがっていれば、何度も復活すると、かたくなに信じていました。
どこでもある家族の図、医療を信仰し、寝たきりでも何でも、父には生きていて欲しかった。それだけです。
結果、考えてみると、私も父に依存をしていた、生死の本質をみれなかった、人間として、未熟だった、それだけでした。
そして、未熟だから、今も生かされていると最近は思います。
素直に優しく、たくましくを目指し頑張っています。