救急医療④

20140919【救急車を呼んだ場合どうなるか】

「はい、消防です。火事、救急どちらですか?」と聞かれます。

住所、状態、年齢も聞かれます。救急車を呼ぶのはとても緊張するので、先に答えを準備できることはしておいた方が懸命です。

救急車が近づいてくれば、サイレンが聞こえてきます。
外へ出て、誘導します。救急車から近くに住んでいるか、他の要請がどうかの加減で、20分程かかることもありますが、5分か10分程で来てくれます。

入院になりそう、見てもらって直ぐに帰れそう、それによって準備する品物が変わります。家族が着いて行くのが基本なので、戸締りや火元には注意を払います。

病院に行くのでお薬を飲んでる方はもって行くほうが、スムーズです。
病院がかかりつけなら、診察券も、もちます。基本保険証もいります。

救急隊は基本三人できます。バイタルを測り、状況をきき、かかりつけがあればかかりつけにまず受け入れてもらえるか、電話をします。受け入れの病院がない場合はかなり、出発に時間がかかります。

救急隊も必死で探してくれ、遠くの場合もありますが、どこも行けない、という事はありません。

救急車にのるなら、かかりつけがあった方が良さそうですが、市民病院や大学病院は、他の急患や専門医がいないと断ることも多くあります。

日頃相談できる、信頼できる存在が早く病気をみつけ、救急車に乗らなくても、ゆっくり過ごす事が出来ると、沢山の患者様にあって思うようになりました。