癌はこわくない④膵臓癌
実はあまり膵臓癌の方とはかかわっていません。
私の中での膵臓癌看護については経験が少ないのです。
沈黙の臓器と言われている膵臓はかなりいじめ続けないと、癌になるには難しいと思います。
ですから、見つかった時には、「治療の施しようがありません」と言われてしまいます。
なんせ、かなり症状がひどくならないと、みつからないのが、特徴です。
その代わり、あまり治療をしない分、体力が維持される可能性もでてきます。
ここで、医療従者とさては、タブーの話をしても良いでしょうか?
少しだけにしますね。
医療(西洋医学)の歴史はまだまだ浅く完全なものではありません。
しかし、現代の医療においては、医者が脈もとらない、検査結果しかみない、患者さんを見ない、薬ばかりを出してしまう、そうなっています。
全部のお医者さんがそうではないのですが、
母が脳梗塞になり、再認識しました。以前、病院に勤めていたときは、お医者さんが血圧をはかっていたのですが、病院によるのか、患者さんを触らなくなったのが、定着してきたのか、変わってきたのか、触らなくなっています。
脈をとり顔色をみていけば、それだけで、患者さんをみていけるようになるのに・・・と勝手ながら思ってます。
しかし、同時に医師の責任が重くなり、大変な面もあります。
心穏やかに、患者さんと向き合う先生がふえれば、私も嬉しく思います。