姿勢と呼吸法

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私達は訪問看護をするとき、リハビリをするとき、先ず呼吸法に力をいれています。
呼吸は内臓機能を良くするとともに、筋肉を発達させる、有効な治療です。

元気、病気にかかわらず、呼吸を皆様されています。できていなければ、生きられないのですが、ちゃんと出来ている人の方が、少ないようです。

呼吸しにくい、脈が浅い、ドキドキする、冷える、オシッコが少量しかでない、などなどの症状は、呼吸法がしっかり出来ていない可能性が高いです。

なにが終わりで始まりかわからない病気の治療法には呼吸法がとても良いです。
さあ、背筋を伸ばして、お腹の丹田に意識をもっていき、頭の先を天井からピアノ線で引っ張ります。

まず、口から残っている息を吐きます。吐き切れば、鼻からすいます。
肩の力は抜いて、吐く息とともに、自分の体の中の不要なもの、いらないものを、吐き出していきます。

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口から吐いて、鼻から吸います。吸う時はお腹が膨れ、吐くときは、ペッタンコになります。
腹壁をしっかり動かすことができれば、うまくいってます。

何もわからない人が、始めれば、生活に定着するまで、一年から3年はかかります。
それだけ、続ける事は難しいですが、かなり、身体が良い方向にいく事を感じる事ができます。

他の内蔵は人間のいう事を聞きません、しかし呼吸器だけは、人間のいう事を聞いてくれます。
そして、心臓をはじめ腸や胃や肝臓、腎臓など、臓器にも良い効果を必ず与えてくれます。

毎日10回からはじめてください。自分の身体の為、頑張りましょう。