ストマ(人工肛門)②

20111019

6月にストマの講義をしてもらいました。
小原ゆうこ先生です。

りゅうじんアカデミー(ママナース大学)でした。

先生は警察病院のCCUをへて、WOCナースになられ、現在は警察病院のストマ外来をされています。

ストマに関しても経験、知識もとても豊富です。

そして、知識をあまりもたないナースや患者様に指導しながら、どう伝えればわかってもらえるのか、を勉強されています。

ストマに感しては、その方に合う装具ややり方を入念にチェックし、成功や失敗を評価していく必要があります。

一枚、500から1000円するようなパウチをぼんぼんと交換できるような余裕があるかたは、案外大丈夫ですが、

お金をもっている、持ってないに関わらず、使えない方もいます。
お金がかかることばかり、考えて正常な判断ができない人もいます。

お金については、大切なので,自分が使える、額を確認し計算し、必要な物と、そうでないものを判断して使っていく事を早いめから始めると良いでしょう。

その場しのぎをずっとすると、それもストレスになります。ある程度安心しないと、訳のわからない不安が頭の中を支配してしまいます。

考え事をつづけると、病気も良くなりません。

ストマを造設されると、
①病状が進行する不安 答え(身体を温めていけば病気は進行できなくなります。)
②便処理に対する不安 答え(適切な処置の仕方をその道の本当のプロに教えてもらい練習します。さらに自分の一部であるストマを愛します。)
③パウチ(皮膚にはる)による皮膚のあれによる不安 答え(適切な装具をその道のプロに選んでもらい、定期的に確認をしてもらいます。食事など注意し免疫力をあげていきます。)
④パウチ代がかかる不安
答え (計算して、援助を受けられる可能性がある、人に対して素直に自分からたのむ。)

早めに対処しながら、ご自身に理解して頂き、なるべくその方が、幸せになるように、祈りながらやっています。