足のむくみの仕組みと、軽減法

20110805

高齢になられると、冷えが強く、足がむくむと訴えられる方も多いです。

もちろん若い女性の方にも多いです。美脚の妨げになっていますね。

むくみとは血液やリンパの流れが様々な理由により、流れにくくなることによりおこります。

一番は、栄養障害です。タンパク質の吸収がうまくいかず、細胞膜の形成がうまくいかなくなります。
二番目は、冷えです。冷えによって毛細血管等の収縮が起こり細胞より、老廃物が上手に心臓に戻りません。
三番目は、腎臓や心臓の機能の低下により、起こります。(水分が身体より出ていかない)

いずれも一つの理由でなく、いろいろな状況が重なっておこることが多いようです。

高齢になれば、長年使ってきた身体にいろいろな問題が起こって、当たり前ですが、

むくみもそれが現れた時が始まりではなく、その前からそれが起こる要素があるはずです。

直接の原因がわかればそれを排除して、わからなければ、生活習慣を見直し、規則正しい生活にする。さらにストレスになりそうなことは避けて暮らすことも大切です。

歳を重ねることはかなり鍛えていなければ、体力の維持は難しいので、今の自分の体力について、わかっていれば予防や回復の手助けになります。

調子の悪い時は身体を良く休めるように配慮して、調子が戻ってくれば筋トレや体操をし体力をつけていきます。

調子の悪い時は身体を休めることもできないことがあります。その時に看護師と力を借りてください、昔からいう「手当て」と現代の「リラクゼーション」を融合させ、血液循環やリンパの流れをゆっくり促します。

これも、一度ではむくみが取れませんが、身体が軽くなったり、スーッとする感じがあれば、みなさん続けてくださいます。

続けてくださることができれば、自然とその方(どんな高齢であっても)の力(免疫力)が出てきます。

人間は生きている間は身体を修復させる力が必ず働きます。

頑張りすぎず、自然にできることをコツコツとやりましょう。

明日も、さあやるぞ、絶対に勝つ!