私達、りゅうじん訪問看護ステーションが大谷さんにであったのは、去年の6月からです。それまでは、当社の社長ととても縁の深いステーションが訪問看護をしていました。

今、私達がしているケアをはずーとうけておらるます。最近では大谷さんの大好きな、音楽聞きながら入浴介助をし、身体、精神面についてもケアをしています。

又ヘルパーさんのケアについても充実しています。そして何よりも嫁に行った実の娘である、清水ちづ子さんの存在が大谷さんの100歳につながったのだと、私達はかんがえます。

本来、90歳を超えたお年寄りを、1人で一軒家に住まわせる事に対して、世間の風当たりや意見を聞けば、かなりお辛い思いをされていると思います。

それでも、ご自身の意思を尊重して、又いくつになられても、ご自分の父親を信頼している、父と娘の関係がとても素晴らしいとおもいます。

私もいろんな在宅の方を見てきましたが、家族様の中のポイントゲッターがおられ、その方が、ちゃんとした在宅感を持っておられるかで、療養者の意思が尊重できるかどうかが決まります。

ご自分のこだわりや、曲がった考えが、はびこってしまうと、療養者の方も家族の方も辛い目に合ってしまいます。私達は医療、介護の専門知識を持っていますが、家族様、療養者様のお手伝いしかできません。

結局生きていくのは、ご自身のなのです。しかし、少なからず、楽しく生きていくお手伝いとエネルギーを運んで行けます。今後とも私どもも勉強、精進を続けていきます。末永くご愛顧くださいませ。
尚、りゅうじんホームページにも大谷様の記事を掲載しております。